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山門について山門は、桁行一間(約2.9メートル)、梁間二軒の四脚門で、棟札から延享三年 (1746) とのことです。 柱には上下に粽があり、木の礎盤に載ります。 桁行きは、親柱が内法貫、頭貫、台輪で、また副柱が頭貫と台輪で結ばれています。 梁行き方向は、腰貫、副柱の頭貫、台輪、海老虹梁で繋がり、棟柱・海老虹梁式と分類され、 禅宗様です。 組物は、親柱の上に実肘木と拳鼻付きの三斗、副柱の上は実肘木付きの三斗で、 柱と柱の間の2組は、実肘木と拳鼻付きの三斗となっています。 破風には鏑懸魚がついています。 |