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山門について桁行き 一間 (約 3.0 メートル) 、梁間二間 (それぞれ約 1.3 メートル)、四脚門で、禅宗様です。宝暦十年 (1760) の建立と考えられています。親柱は直径が 約30 センチメートルで、石の礎盤に載ります。二本の親柱はその上に冠木が載ります。 (上記「小写真」の左1番目、以下同様) 前後にある副柱は、桁行き同士と側面の梁行き同士共に頭貫と台輪で結ばれています。 (「写真」の左から2番目) 斗栱は、親柱の上が拳鼻付きの三斗で、副柱の上は三斗です。前後の桁行の中間に中備として、 同じく拳鼻付きの三斗が載ります。(「写真」の左から3,4番目) 親柱を結ぶ桁の下は、冠木の上の中央に拳鼻付きの三斗を配し、その上に妻虹梁を結んで、桁行き虹梁を架け、さらに その上中央に、大瓶束を載せ、桁を支えます。 (「写真」の左から5番目) 側面の妻は、冠木の上に拳鼻付きの三斗、その上に虹梁を載せ、さらにその上に蟇股(これは和様)が載ります。 (「写真」の右から2,3番目) 新田義貞筆の「内裏山」(複製)を掲げています。(「写真」の右から1番目) |