所在地 | ●鶴岡八幡宮の左側を北鎌倉に向かう県道の中ほど、左側の駐車場の間の道を山に入る石段を登ります。石段の正面に志一稲荷の社が見えます。 庚申塔はその右手、崖の際、枯葉に埋もれて立っています。 |
庚申塔の概要 | 1基 角柱型、正面に「青面金剛」と刻み、台石に造立者六名の名があるとのことです。半分埋もれていますので「青面金」までしか見ることが出来ません。 幕末から明治にかけてのものと思われるそうです。 「志一稲荷」の由来は、志一と言う筑紫の僧に仕えていた狐を祀ったものだそうです。さて、その志一が鎌倉に訴えに来たときに不覚にも訴訟の文を忘れてきたことに気づいたのです。ご主人の一大事、この狐が一夜にしてとってきたと言うのです。さすがに佐川急便も腰を抜かすような離れ業、かわいそうにその直後狐は息が絶えてしまいました。その霊を祀ったのがこのお稲荷さんだそうです。 この石段を登るだけで息が切れてはいけませんね。 |
庚申塔の現状 | 1基 記録の通り保存されています。(平成14年3月2日) |
全 景 と 庚申塔 |
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