所在地 |
●窟不動は、鎌倉駅東口から小町通りを進み、鶴岡八幡宮に出る少し手前から左に入り、寿福寺門前にいたる道の途中にあります。手前には旧川喜多邸があり、岩谷不動の次は鎌倉彫の後藤家宅で、「鎌倉彫再興」の石碑が立っています。
庚申塔は5基、参道の左手に並んでいます。 もとは道端に立っていたものですが、昭和47年に洞窟の手前の土手の上に、そして平成16年に現在の場所に収まりました。(洞窟の上に落石防止の工事で岩谷堂も様子がすっかり変わりました。) ●この窟堂は、頼朝の時代より前からあったといわれています。 不動尊の祀ってある洞窟は平成16年の工事のあと蓋がされ見ることができなくなりました。 窟のなかには、中央に石造の不動明王像(伝弘法大師作、そこまで古いものではないようです。)、右手には小さな祠、左手には観音と思われる石造などがあり、電気のローソクではありますが、十畳(もう少し広いでしょうか)ほどの洞穴は何ともいえない雰囲気をかもし出していました。 ●この前の道は、窟堂道(いわやどうみち)、窟(岩屋)小路などといわれ、大変古く、また鎌倉の東側と西側をつなぐ主要な道のひとつであったようです。 |
庚申塔の概要 | 5基
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庚申塔の現状 | 記録通り5基あります。 (平成16年2月12日) |
全 景 |
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