所在地 | ●本覚寺の前から夷堂橋を渡り、すぐ左に妙本寺への道があります。この道を進むと妙本寺の総門が見えてきます。総門の少し手前の左手、塀を窪ましたところに大きな石があります。 |
庚申塔の概要 | 1基 径80センチメートルの丸い石に、「帝釈天王」とあり、下部に6名の造立者の名があります。 裏に、文政七年(1824)二月吉日とあります。 鎌倉では、この年に肥後熊本藩主細川家が、妙法寺(大町、日蓮宗、「鎌倉の苔寺」とも)の仏殿を建立し寄進した、とあります。 シーボルトが長崎の鳴滝に塾を開いたのもこの年だそうです。 「帝釈天」を庚申塔にするのは問題とする向きもあるが、その関係は認められているとのこと。日蓮宗は帝釈天を祀ることも多いので、日蓮宗の寺の門前にあっても不思議ではないとのことです。 |
庚申塔の現状 | 1基 記録の通り保存されています。(平成14年1月31日) |
全 景 |