所在地 | 八雲神社は妙本寺の総門から右へ向かう細い道を100メートルほど行くと、左手にあります。 その少し手前には「ぼたもち寺」で知られる常栄寺があります。 ●八雲神社は、源義家の弟で弓馬の名手として名の高い新羅三郎義光が、1087年に後三年の役で奥州に下る時、鎌倉を過ぎた際に疫病に苦しむ様子を見て、京都祇園社の祭神をここに祀ったことに始まるといわれています。 鎌倉の古い神社の一つです。 境内には、ささやかですが宝物庫があり、ガラス越しに見ることができます。 |
庚申塔の概要 | 3基のうち1基が庚申塔。 唐破風付笠塔婆 来迎相(西方浄土より死者を迎えに来る形)の阿弥陀如来像が蓮の台にのっている姿が浮彫りにされています。 向かって左に、雄の「いわざる」、右に、雄の「みざる」、裏に、雌の「きかざる」の三猿が彫られていています。 寛文十年(1670)の銘があり、古いものです。 (鎌倉で、この年より前のものは4基のみで、最も古いものは寛文五年です。) 安山岩製、総高156.8センチメートルで、唐破風付笠塔婆では最大とのことです。 |
庚申塔の現状 | 1基 記録の通り保存されています。(平成14年1月31日) |
全 景 |
庚申塔 |