(4段4番目) 摩利支天像 (庚申塔ではありません。) | |
摩利支天は、サンスクリット語の「マリーチ」からきていて、光線や陽炎、蜃気楼を意味するそうです。一面だけでなく、二面、三面のものもあり、手に弓矢、刀などを持ち、いのししに乗っています。
ここの像は、三面で、矢をつがえ、いのししにのっています。 「見ることも、とらえることもでず、さらには焼くことも、濡らすこともできない」とされ、唱えて念ずれば、一切の厄難をまぬがれるといわれました。 このような、まことに結構なご利益から武士の信仰を集めたといわれています。 |