(左より4番目) | |
舟型 上辺に梵字の「キリーク」(阿弥陀如来を表す)を刻み、中心に「奉供養庚申所願成就也 敬白」と刻みます。 右脇に「寛文五年(1665)」、左脇には「乙巳(きのと・み)十月十五日」とあります。 下には三猿が彫られていますが、中央は「めす」、両側は「おす」とのこと。 塔身は高さ136センチで、市内で最大といわれています。(注:自然石ではもっと大きいものがあるのではと思っていますが。) 早期の特徴である、簡素で重厚な姿をもち、貴重なものだそうです。 昭和40年に、市の有形民俗資料に指定されています。 (鎌倉市の文化財 第2集) |