新居閻魔堂址
(あらいえんまどう・あと)
昭和十三年(1938)三月建 鎌倉町青年団
碑文
滑川の下流を閻魔川と称するは 往昔此の辺に閻魔堂ありしために生ぜし名なりと言ひ 其の堂は後 山の内に移され 今新居山円応寺と唱へられるるも 其の移転の年代は詳(つまびらか)ならず
説明
滑川(なめりがわ)の下流を閻魔(えんま)川と言うのは、昔この辺りに閻魔堂が在ったために名付けられたといいます。その堂は、後に鎌倉北部の山の内に移され、現在は新居(あらい)山円応(えんおう)寺といいます。しかしそも移動の時期はよく分かりません。 位置
材木座5-11-8の個人の邸宅の中で,九品寺交差点からバス道路を西北へ170メートル行き,南側の邸宅奥に建つ。個人の庭にあるため、その旨断わること。