弁谷
(べんがやつ)
昭和七年(1932)三月建 鎌倉町青年団
碑文
元亨元年(1321) 相模守高時の創建せし金剛山崇寿寺(すうじゅじ)はこの地域に在りしなり 道興准后の廻国雑記に記せし紅谷(べにがやつ)と 田代系図に拠り千葉介の敷地とする別谷(べつがやつ)とは 共に弁谷に同じとする説あるも詳(つまびらか)ならず
説明
1321年に、北条高時(たかとき)が建てた金剛山崇寿寺(すうじゅじ)は、この場所にありました。道興准后(どうこうじゅんこう)の「廻国(かいこく)雑記」に書かれている紅谷(べにがやつ)と、田代系図に書かれている千葉介(ちばのすけ)の敷地である別谷(べつがやつ)とは、 共に弁谷に同じであるという説がありますが、詳しいことは分かっていません。 位置
材木座6-9-23付近で,三菱重工鎌倉荘の東50メートル先の右側に建つ。