日蓮上人草庵跡
(にちれんしょうにん・そうあんあと)
昭和十四年(1939)三月建 鎌倉町青年団
碑文
建長五年(1253)日蓮上人 房州小湊より来たり 此地に小庵を営み始めて法華経の首題を唱へ 正嘉元年(1257)より文応元年(1260)に及び 岩窟内に篭(こも)り 立正安国論一巻を撰述せしは即ち此所なりと言う
説明
1253年に日蓮上人(にちれんしょうにん)が房州(千葉県南部)の小湊(こみなと)からやって来て、ここに住み、法華経(ほっけきょう)という首題(しゅだい:南無妙法蓮華経)を唱えはじめました。そして1257年より3年間あいだ、洞窟にこもって、立正安国論(りっしょうあんこっくろん)一巻を書き上げたといわれているのがこの場所です。 位置
大町4-4-18安国論寺の山門前に建つ。