関取場跡
(せきとりば・あと)
昭和六年(1931)三月建 鎌倉町青年団
碑文
当所を里俗セキバと称す 往時は関取場と称せる由 天文十七年(1548)北条氏 関を此処に設け 関銭を取って荏柄天神社頭造営の料に充てしめたる所とす 其の掟書の文書 今に蔵せられて荏柄天神社に在り
説明
この場所を土地の人は「セキバ」と呼んでいます。昔は「関取場」と呼んでいたとのことです。1548年北条氏が関所をここに設け、通行税を取って荏柄天神(えがらてんじん)の修復費に当てさせた所です。その掟(おきて)書の文書が現在も荏柄天神社に所蔵されています。 位置
雪ノ下562,角田医院の西南の角で,T字路の東北端に建つ