6月3日と17日の二日間、新しい史跡めぐり「休日散歩」を実施いたしました。「休日散歩」は、ウィークデーはお仕事のために通常の史跡めぐりには参加できないお客様を主な対象に、週末に気軽に参加できる史跡めぐりとして両日とも土曜日に実施いたしました。6月は、昨年のＮＨＫ大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に合わせて開設された「大河ドラマ館」で実施し、ご好評だったガイドツアー「義時コース」を若干コースを変更して催行いたしました。義時コースでは、まず、義時が建立した大蔵薬師堂がその前身である覚園寺を訪れてご本尊の薬師三尊像に参拝し、義時が葬られた北条義時法華堂跡を訪ねた後、義時が寝所祇候衆の一人に選ばれた大蔵幕府跡を経て、犬神将が義時を救ったという伝説の残る鶴岡八幡宮までご案内いたしました。

初日の3日は、前日の強い雨の影響が残る中4名のお客様が参加され、17日は真夏のような暑い中を15名のお客様が参加されました。皆さん、昨年放映された大河ドラマを思い出しながら、濃い緑となった鎌倉の谷戸を散策され満足されたご様子でした。

　

今年は北条義時800年遠忌にあたり、覚園寺では命日の6月13日には法要が執り行なわれました。鎌倉ガイド協会では来月も「休日散歩」を実施いたします。7月の「休日散歩」は、「義時コース」と同じく「大河ドラマ館」で実施しご好評だった「頼朝コース」を、7月1日と15日の両日に催行します。どうぞご参加ください。

　

　

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