2月14日、鎌倉市教養センターにおいて、鎌倉ガイド協会の自主研修会が開催されました。今回のテーマは「大船捕虜収容所と横浜軍事裁判」で、当協会の齋藤顯一が講師を務めました。 予備知識として捕虜に関する国際条約についての解説があり、明治~大正時代の日本は国際条約を順守して日清・日露戦争、第一次世界大戦における捕虜への対応を丁重に行ったとのお話がありました。当時の日本軍の態度は対外的に「紳士的な国」というアピール目的の要素もあったようだとのお話をいただきました。また日本が正式な国際法上の手続きなしに第二次世界大戦に突入したとの興味深いお話もいただきました。大船捕虜収容所で捕虜の尋問を担当した實松大佐が人道的に捕虜に接したことから、戦後の軍事裁判にかけられた際、元捕虜からの嘆願によって極刑を免れたこと、そして元捕虜の方が長野冬季五輪の聖火ランナーとして来日したとのエピソードを伺い、同じ日本人として實松大佐をとても誇らしく思いました。そして、戦争について深く考える機会ともなりました。鎌倉ガイド協会では、会員の知識と教養を深める自己研鑽のひとつとして、毎月第二土曜日に自主研修会を実施しています。

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