8月9日(土曜日)鎌倉市教養センターにおいて、鎌倉ガイド協会の自主研修会が開催されました。今回のテーマは「鎌倉七口と鎌倉の境界」で日本史学者の盛本昌弘先生に講師を務めていただきました。盛本先生はユーモアを交えて大きな声でとても聞き取りやすく、話し方や声の通りだけでも今後のガイドでの話し方の参考になりました。前半は鎌倉七口のお話。「鎌倉上道、中道、下道は村・町境を通っていることが多い」ことや、新田義貞の鎌倉攻めについて普通では知ることのできない詳細なお話しを伺いました。後半は鎌倉の境界について。「鎌倉の境界内では首切りをしない」「境界は禊の場でもあった」「境界は見送りの場でもあった」等々、新しい発見があった研修会となりました。

