5月30日と6月5日の二日間、6月Aコース史跡めぐり「緑陰に、建長寺の徳川時代を知る」関連の講演会として、「建長寺探訪-有縁のひとびと」を鎌倉生涯学習センターきらら鎌倉において開催いたしました。
この講演会は、主に6月Aコース史跡めぐりに参加されるお客様を対象に、事前に建長寺について理解を深めていただくことを目的に開催したものです。
当日は、当協会員の関谷哲雄が講師を務め、6月Aコースの拝観順に従って、建長寺の三門、仏殿、方丈、正統院の順にそれぞれゆかりあるひとびとを紹介いたしました。三門では扁額を書いた後深草天皇と女房として仕えた後深草二条について、仏殿では元その御霊屋だった崇源院(お江)と息子の家光(徳川幕府三代将軍)と忠長について、方丈ではその建物の移築元である京都の般舟三昧院の開基・後土御門天皇や、そのルーツである伏見殿ゆかりの後深草天皇について、正統院では開山の高峰顕日と中興開基の春日局について紹介いたしました。
参加されたお客様は建長寺についてそれぞれ知識を深められて満足されたご様子で、終了後に6月Aコース史跡めぐりにご参加お申込みをされたお客様もいらっしゃいました。
5月30日は38名のお客様が、6月5日は48名のお客様が聴講されました。

   

鎌倉ガイド協会では、これからも史跡めぐりに関連した講演会を随時開催していく予定です。皆様がご参加される史跡めぐりがより充実したものとなります様に、是非ご参加ください。

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